F/Tジャーナル「TOKYO/SCENE」編集
(フェスティバル/トーキョー発行、2012)
舞台芸術の祭典、フェスティバル/トーキョーが発行する
ジャーナル。F/T12 の各プログラムと連動しながら、
会期終了まで全 4 号配布。
批評性の高い独自コンテンツを多数収録し、
同時代の芸術表現の可能性を探求します。
2012 | CL:フェスティバル/トーキョー実行委員会
–
フェスティバル/トーキョーのメディア戦略の一環として発行される、
フリーペーパーの創刊に携わりました。
各演目を点と点で結び、全体的なテーマを捉えることで、
フェスティバルが内包する文脈を可視化するという、実験的な取り組みです。
第11回「Free Paper Of the Month」受賞
–
#4 F/T12を振り返る 13/2/20発行
特集:F/ T 12を振り返る
2 異なるレイヤーが重なりあう場 宮沢章夫
4 フェスティバル /トーキョー12 によせて 市村作知雄
6 イェリネク三作連続上演という実験
8 ベルリンはわたしたちの「反ふるさと」 多和田葉子
11 TALK:福島の表象をめぐって 開沼博 松田正隆 荒木優光
14 アジアの次世代を占う公募プログラム
15 始原主義が未来主義を呼び起こす、構築的な作品 鴻英良
17 INTERVIEW:検閲と表現の緊張関係 アミール・レザ・コヘスタニ
カバー写真:武田陽介、菊池良助、田村友一郎
–
#3 アジアの現在地 10/20発行
特集:アジアに息づく舞台芸術のイニシアティブ
6 多義性の愉しみへ――東アジアから考える芸術と政治 與那覇潤
8 INTERVIEW:感覚の回復と、現実からのエクソダス ユン・ハンソル
11 アジア新世代のアーティストたちと、舞台芸術シーンのいま
13 韓国語を学べないでいる 神里雄大
14 ARTIST FOCUS :(演劇)-村川拓也 ハンス=ティース・レーマン
16 フラッシュモブとは何か? 伊藤昌亮
18 DIALOGUE:残酷な時間を内包した表現について 畠山直哉×高山明
表紙写真:土屋紳一
–
#2 ジャーナリズムを超えて 9/20発行
特集:ジャン・ミシェル・ブリュイエール / LFKs ─ たった一人の中庭
6 INTERVIEW:拡大された思考の場 ジャン・ミシェル・ブリュイエール
9 メディア・アート・アクティビズムの作法 宇川直宏
10 排除の構造 陣野俊史
12 INTERVIEW:「当事者の時代」を生きる 佐々木俊尚
14 ARTIST FOCUS 01:アミール・レザ・コヘスタニ
16 ARTIST FOCUS 02:アールパード・シリング
18 DIALOGUE:映画と演劇、その狭間からの対話 青山真治×三浦大輔
–
#1 ことばのかなたへ 8/20発行
2 光のない。 エルフリーデ・イェリネク
3 言葉と埋葬 玄侑宗久
6 DIALOGUE :広島から福島へ─「H」から始まる対話 諏訪敦彦×松田正隆
特集:エルフリーデ・イェリネク─光のない。
10 INTERVIEW :”言葉の嘘”を暴く ヨッシ・ヴィーラー
13 エルフリーデ・イェリネク、音楽と政治の演劇 林立騎
14 魔法の鏡 または、三浦基氏に宛てた『光のない。』の私的パラフレーズ 三輪眞弘
16 MESSAGE:複雑に絡み合った地下茎の向かう場所を エルフリーデ・イェリネク
18 INTERVIEW:鉱物と粒子、身体の可能性 勅使川原三郎 聞き手:今野裕一
23 原体剣舞連 宮沢賢治
表紙写真:畠山直哉
–
編集:影山裕樹、フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
アートディレクション+デザイン:佐藤直樹+中澤耕平(ASYL)