「宿命の交わるところ―秋田の場合」
Port観光リサーチセンター
2014|CL: あきたアートプロジェクト
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Port観光リサーチセンターのプロジェクトに編集者として関わっています。
占いを通して地域を眼差すことで、
普段、そこで暮らす人々が気付かない土地の風景を見直すきっかけになる、という作品。
かつ「占い」という異質な情報源を流すことで、
その情報の種がどのように地域のメディアを通して広まっていくかを調査する、
という目的もあります。ローカル・メディアのインフラ(シェア)が可視化され、
中央とはまた違った、ローカルならではのメディアの底力が発揮されるという、
新しいタイプの地域アートプロジェクトです。
○概要
『宿命の交わるところ―秋田の場合』
秋田の様々なメディア(TV、ラジオ、新聞、雑誌……)上で同時多発的に「占い」をテーマとした
番組/記事が発表される!ローカル・メディアの「情報の流れ」を演出する、
「メディア・インスタレーション」の試み。
演出家・高山明率いるリサーチ・ユニット「Port観光リサーチセンター」
が秋田に根ざすローカル・メディアとタッグを組み、「秋田」、
そこに暮らす人々の「宿命」を「占い師」を媒介(メディエーター)
として浮かび上がらせます。会期中に発表される「占い」にまつわる
番組/記事は展示スペースで順次インストールされ、
観客は複数のメディアが取り上げる「占いを通して見た秋田」を、
まるで星座の配置のように鑑賞することができます。
また、会場の一角を利用し、占い師による特別出張占いを行います。
【開催概要】
【事業名】あきたアートプロジェクト『宿命の交わるところー秋田の場合』
(第29回国民文化祭・あきた2014ウェルカムイベント)
【日程】2014年10月18日(土)-11月3日(月)
【会場】イーホテル秋田 AD 1階(〒010-0921 秋田県秋田市大町2-2-12)
【開場時間】16:00-20:00(土日祝11:00-19:00)
【入場無料】※占い体験は1回2,000円
※詳細はあきたアートプロジェクトHP(http://akita-art-project.net/)を参照
【オープニングイベント】
10月18日(土)13:00-14:30
ココラボラトリー(秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F)
【クロージングイベント】
11月3日(月・祝)14:00-14:15
※会場よりラジオ生中継(ABS放送 936kHz 秋田市周辺)
イーホテル秋田AD1階(〒010-0921 秋田県秋田市大町2-2-12)
【主催】秋田市中心市街地アートによる賑わいづくり実行委員会
【構成団体】秋田県、秋田市、秋田公立美術大学、秋田商工会議所、
仲小路振興会、広小路商店街振興組合ほか
【後援】秋田公立美術大学
【リサーチ・製作】一般社団法人Port観光リサーチセンター
【Port(ポルト)観光リサーチセンターとは?】
高山明を中心に国内外で活動する演劇ユニットPort Bから発展したリサーチ・ユニット。
プロジェクトに応じて、リサーチャー、編集者、プロデューサー、デザイナー、
プログラマーなど専門スキルを持ったメンバーで構成される。
Port Bでの演劇実践を経て培われた「演劇的思考」をリサーチ手法に応用し、
都市に蓄積された膨大な歴史や事象、情報を独自の視点でサーベイし、
その成果を再編集し発表する。2013年より一般社団法人として法人化。
Website◆ http://www.port-trc.net
Tumbler◆ http://www.tumbler.port-trc.net
Facebook◆ https://www.facebook.com/PortTRC
Twitter◆ @Port_TRC
【プロジェクト・メンバー】
高山明(演出家、アーティスト)
林立騎(翻訳者、リサーチャー)
田中沙季(制作、リサーチャー)
相馬千秋(アートプロデューサー)
影山裕樹(編集者)
猪股剛(プロジェクト・アドバイザー)
プロデュース:岩井成昭(秋田公立美術大学)
アート・ディレクション:加藤賢策(LABORATORIES)